ポケモンとお洒落はよく似てる。

ポケモンとおしゃれはよくにてる。

ポケモン金銀、ニンテンドーカップ2000、ジムリーダーの城の考察です。明日は忍ばない。

うまぴょい魔人島伝説

お餅を食べている正月の最中、第四回魔人島ダービーの開催を知ることになりました。トップブリーダーとして頑張って上位目指します。今回は、「ポイントが2022に近い順に順位をつけます」という特殊ルールが加わりました。目標は前回越えの3位以内です。選出に向けて、少しだけ準備をしましょう。

majinjima.ma-jide.com

 

ポイント2022を目指すとは

追加ルールはダービーの根幹を揺るがすような掟となりました。2022ポイントを1体当たりに換算すると、2022÷6=337 であり、平均約340を目指す戦いと読み替えることができます。この値はエントリー246体の中の165位程とやや後半相当に該当します。参考に種族値のばらつきをグラフにしたものを見ると、比較的、180から600まで満遍なく存在していることがわかりました。

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選択する6体は必ずしも340周辺に集中させる必要性がなく、例えば500と180を選択しても平均340になります。そのため、これまでの大会とは異なり選択レンジが広がった争いとなることが想像されます。これまで注目されなかったポケモン達も皆さんの計算過程で目に留まる可能性があり、低種族値というだけで注目度が増してしまうため、過去3回の選択データを無に還すと言っても過言ではありません。そのためこれまでのデータと決別する決意をしました。

被らせ

"被らせ"というテクニックを使用する方がいる可能性があります。他者と故意的に被らせることを前提に2022ポイントを構築する戦術です。こちらは欠番さんがtwitterにて言及されておりました。この戦術使用者がいることを想定すると、1体被らせの404周辺、2体被らせの506周辺が密になる可能性があるため注意が必要です。

選出数 平均種族値
6 337
5 404.4
4 505.5
3 674

端数2の意味

2022ポイントを目指す上で気になったのは末端の「2」です。ご存じの通り、多くのポケモン種族値は5の倍数で構成されています。エントリー246体の中で5の倍数でないポケモンは下記の通り29種しかいません。ピタリ賞100万円を目指してくる猛者がいる可能性は大いにあり、この辺りは要注意であります。特に末端2となっている5体は最後の調整1体などに使用されることが容易に想像できるため避けるべき群となります。

No. 種族名 種族値
1 リザ-ドン 534
2 バクフ-ン 534
3 スリ-パ- 483
4 ピクシ- 473
5 ピジョット 469
6 オニドリル 442
7 ヨルノズク 442
8 ア-ボック 438
9 ラッタ 413
10 カモネギ 352
11 ピジョン 349
12 アンノ-ン 336
13 スリ-プ 328
14 ピッピ 323
15 フシギダネ 318
16 チコリ-タ 318
17 ゼニガメ 314
18 ワニノコ 314
19 ヒトカゲ 309
20 ヒノアラシ 309
21 ロコン 299
22 ア-ボ 288
23 メタモン 288
24 ニドラン♂ 273
25 オニスズメ 262
26 ホ-ホ- 262
27 コラッタ 253
28 ポッポ 251
29 ピィ 218

カントージョウト

過去3回の選出データは気にしないと決めたところですが、念のため調べておきたかったのが「カントー出身とジョウト出身とどちらが選べれているのか」という点です。概ね種族値のばらつきは一定であると思われるため、今回も参考になるのではと思いました。

  合計選択回数 100匹換算
カントー 265 178
ジョウト 162 167

結果的には、ジョウト出身のメンバーがわずかに選択される度数が小さいことがわかりました。やはりポケモン赤緑オリジナルの150体のイメージが強いという裏付けです。私は遠慮くなくジョウト出身の方を中心的に狙いたいと思います。

想定する入賞ライン

今回初めてのルールでの催しになるためライン設定が困難です。これまでの大会結果から6体選出がいかに難易度高いかということもわかりますが、今回は選択肢が満遍なく広がるという点から1位以外の方も6体選出を成功して2020前後を獲得してくることが想定しています。3位を狙うためには積極的に2020前後を狙っていきたいと思います。

順位 第1回 第2回 第3回
1位 5 6 6
2位 4 5 5
3位 4 4 6
4位 4 6 4
5位 3 4 3

 

選択メンバー

それでは、私が今回が選択希望したイカれたメンバーを紹介していくぜ!

f:id:sinobu2000:20220115203449p:plain1. ヒマナッツ(180)

今回最初に選択に至った選手。ご存じ、最低の種族値ヒマナッツ。外してもリスクが極小、最低という最大の個性は魅力的であり飛びつくプレーヤーはいるはずだ。2020前後のポイントを構成するためには有力なパーツになるため、調整用としても活用が期待できる。以上から、被らせる前提に選んだ。また、それとないツイートをすることで最低種族値ヒマナッツを宣伝して、サブリミナル効果を期待することにした。幸い、主催者がリツイートしたため参加者に私の催眠が届くに至った。被り待ったなし。

f:id:sinobu2000:20210505192945p:plain2.ミルタンク(490)

次に選択した選手。第2回、第3回で私が単独選出することができた唯一パートナーシップ関係を契約するミルタンクである。今回のダービー開催にあたり一度選択を辞めて、彼女とは距離を置こうとも思った時期があったが、他の男に寝取られるのも癪に障るため方針転換した。第5回以降の大会を見据えて今回も選択し、揺るがぬ関係性を全世界に強調することにした。

f:id:sinobu2000:20220115203521p:plain3. エンテイ (580)

勝負の高種族枠。選択に至った理由として、ジョウト出身という点に加えて、過去3回の大会では高種族値にも関わらず計4回しか選択されていなかったという点が大きい。参加者たちに敬遠されがちというアイデンティティを本大会でも遺憾なく発揮してもらうことを期待して堂々の選出とした。彼の単独指名を逃すと、全体3位はまず取れないだろう極めて重要な枠であることを認識してもらいたい。エンテイが取れない当パーティはモンキー・D・ルフィのいない麦わらの一味のようなものである。心して挑みたい。

f:id:sinobu2000:20220115203539p:plain4.ビードル(195)

ここらでもう1体被らせるべきと脳から指令が下り、被らせ枠②として採用することにした。他にも優秀な被り候補がいる中、選択したのはビードル。最低種族値ランキング2位である彼だ。本ダービーには、高種族と組み合わせて超低種族値帯をまとめて確保に来る密漁ハンターが紛れている可能性は高い。つまるところ私はHUNTER×HUNTERとなり、ピンポイントでハンター狙い撃ちをすることにした。

f:id:sinobu2000:20220115203552p:plain5.スリーパー(483)

カントー枠②端数0,5でない枠③過去大会でも複数回選出されている という複数視点からも今大会選ばれる可能性は十分あるが、今回見事選出に至った。ここまで綿密な計画のもと3位入賞を目指してきた当ブログであるが、万が一入賞できなかったことを危惧して言い訳枠として活用させてもらうことにした。「いやー、わかっていたんですよね、スリーパー来るの。いやーわかってたんだけどなあ、わかってたんだけど入れたんだよね。」こう言うため、自らの保身のため選出した。心の拠り所となる1体だ。

f:id:sinobu2000:20220115203608p:plain6.ピジョット(469)

ここまでの計算では、ミルタンクエンテイ、スリーパーの3体で1553ポイント獲得が見込める。残りは469ポイント。都合のいいやつがいるのか。いる。ピジョットだ。私の見立てではスリーパーと同等の理由からハンターに狙われる可能性が極めて高いと考えている1体だ。つまり言い訳枠②として選出することになる。あえて外そうかとも考えたが、それであればスリーパーも外すべきかと出口の見えない自問自答を繰り返すことになった。危うくもう少しで、このダービーを通じ悟りが開くところであった。私の人生観を変える可能性のあった1体と呼ぶことにする。

まとめ

今回は第四回魔人島ダービーにエントリーする6体を選出しました。実質初めてのルールでの開催であり予想は極めて困難ではあったものの、下記方針で決めました。

難しい選出にはなりましたが、トップブリーダーとして負けられない戦いに果敢に挑みたい次第です。結果が待ち遠しいです。

【速報】結果発表

結果が出ました!12位です!

第4回魔人島ダービー結果発表

想定したより優勝ラインが下だったことが意外でした。また選択された種族値の傾向を見ると、450以降高種族値が多く選択され被りが多く発生しており、400手前がけっこう少なかったことがわかりました。

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エンテイ不在という麦わらがいない麦わらの一味、ビードルという呼ばれていない新メンバーの加入。私としては望外、波乱の結果となりましたが、これもまた一興。次回に向けた良い準備ができたと言っていいでしょう。また次回開催に期待して〆とさせていただきます。