ジムリーダーの城の大会や対戦会において、普段気にしなくても問題として急に起きる可能性のある仕様やルールがあります。突発対戦会や翼門祭を主催している身としては、一度考えておく必要がありそうと思っていました。今回は、ジムリーダーの城で大会・対戦会を開催する際に、「もし揉めたら私はこう判断します」という基準を、事前にまとめておこうと思います。
ただし、これはルールをガチガチに決めて即負け判定をする、という意図はなく、普段はお互い楽しく遊び、何か起きたときだけあらかじめ決めた基準に沿って判断する。そんなルールにしたいです。また、参加者には初心者の方もいれば、対戦環境や操作方法に事情のある方もいます。一律に厳しくするものではなく、必要な配慮をしながら、公平に対戦できることを前提にしたいと思います。
基本的な考え方
今後、私が主催する大会・対戦会では基本的に次の順で判断します。
- 公式ルールの考え方
- 大会で事前に定めたルールと今回定める基準
- 個別の事情を考慮した運営判断
もとより最終的な勝敗を決めるのはプレイヤーではなく運営とします。「10分経ったので私の勝ちです」などとプレイヤー自身が勝利宣言する形にはしません。あくまで「ルール上こういう状況なので、運営として確認してください」という流れにさせてください。これは、勝敗を巡る更なる揉め事を防ぐためです。
① 反動技で両者ひんしになった場合
すてみタックルなどで最後のポケモン同士が倒れると、ジムリーダーの城では「DRAW」と表示されます。ただし、公式本来のルールでは、反動技を使った側の勝利として扱われています。これまでのジムリーダーの城の大会でも、このルールを採用してきました。したがって今後も、反動技による両者ひんし → 技を使った側の勝利として扱います。ログに「DRAW」と出ても、その結果を用いません。
② ログに「2つの結末」が出てしまった場合
非常に稀ですが、ジムリーダーの城のシステム上の問題により、ログを見るとWINが2回表示されるようなケースがあります。これについては、現時点では発生条件を明確に把握できていません。問題なのは、「上と下でWINのプレーヤーが異なる」という場合です。こうなると、後から判断できません。そこで、大会運営上の基準として、ログで上に表示されたWINを採用するというルールにしておきたいと思います。
ゲームとしてどちらが本当の勝者なのか決められないので、あくまで大会結果を確定させるための運営上の基準です。今後、発生条件や処理が分かった場合には見直しても良いかと思います。
③ 「無敵バグ」について
あなをほるorそらをとぶの状態で、混乱等で技が出せないと、地中or空中から戻ってこられなくなるバグがあります。実質的に相手は何もできません。この挙動については、ジムリーダーの城のトップページでも独自仕様として内容が出されています。現時点では、この挙動そのものを狙うことを禁止するつもりはありません。理由は、意図的に狙うことは簡単ではないことと大会環境を壊すほどの戦術ではないためです。
ただし、今は問題ないから永久にOK~とまではいかないかなと思います。今後、このバグを利用した戦術で対戦環境に影響を与えるようになった場合は、禁止を検討します。
④ 時間に関するルール
突発対戦会・翼門祭では現在は1ターン80秒、最大80ターンというジム城の仕様による制限ルールを設けています。ただし、選出画面やパーティ選択画面そのものには、明確な時間制限は仕様上設定できません。ここは大会運営上困るところです。基本的な考え方は同じと思います。「○○分経ったら即負け」のような機械的なルールにはせず、長時間動きがない場合はまず運営から確認する。それでも合理的な理由なく進行しない場合には、最終的に運営判断で勝敗を決める、という形にしたいと思います。操作に慣れていないこと、通信上の問題、何らかの事情で操作に時間が必要といったケースも当然あるためです。以下、場面ごとに具体的な目安を書いておきます。
選出・パーティ選択の場合
一方が選出を終えているのに、もう一方がいつまでも選出を完了しないと、1試合だけでなく大会全体の進行に影響します。パーティ選択についても同様で、パーティが消えてしまったなどの事情で作り直すケースは多々ありますが、延々とパーティを作り続けることは大会進行を止めることになります。
事情がある場合は申告してもらい、事情がないまま長時間進行しない場合は運営から確認する、という方針にします。目安は10分±αとし、運営しながら調整します。
ターンの制限時間の場合
1ターン80秒とすることはできますが、仕様上行動を選択する画面に入るまでこの80秒のカウントが始まりません。そのため、実際には80秒以上の時間を使うことが可能です。ここも基本的には、多少の遅れはお互い様、で良いと思っています。ただし、何分経っても行動されないという明らかに長時間操作が止まっている場合や、意図的に進行を遅らせていると考えられる場合は、運営に確認してください。一度の遅れですぐ失格ではなく、改善なければ裁定という段階を踏みます。
「遅い=悪」とは思っていません。今回、特に書いておきたいところです。対戦会には色々な人が参加します。ジム城対戦を始めたばかりの人もいます。操作に慣れていない人もいます。プレイ環境に事情がある人もいます。そのため、時間がかかったという事実だけで相手を責めることはしないことを意識してもらえれば幸いです。一方で、相手を待たせ続けてしまうと大会そのものが進まなくなります。それゆえ、時間に関するルールは罰するためではなく、全員が対戦を続けられるようにするために設けます。
事情がある場合は、できれば事前に運営へ相談してください。御相手にも必要な範囲で共有したうえで対応します。
おわりに
長くなりましたがまだ全てのケースを網羅できていないはずです。ですが、細かく決めすぎるとルールに書いていないから~と本来の目的とは違う方向にもなる気がします。そのため、何事も最終的には運営として判断します。意図的な悪用ではないか、相手に不利益を与えていないか、大会の公平性や進行に影響するか、といった点を重視します。今回は正式なルールを作った~というより、私はこういう考えで大会を運営しますという叩きです。「この場合はどうする?」等のご意見あればご教示下さい。
ジムリーダーの城は、20年以上みんなで遊べている本当にありがたい場所です。基本は楽しく対戦する。問題が起きたときに、みんなが納得できる判断基準を用意しておく。そんな想いで対戦会・大会を運営したいです。これからも皆さんが気持ちよく楽しく遊べるよう頑張っていきたいと思います。宜しくお願い致します。



